インターネットを通じて社会のド底辺から這い上がるには、ブログで稼ぐのが有効です。
会社勤めができない人間でも、ブログなら書けます。
毎朝決まった時間に出勤しなくていいし、満員電車に揺られることもない。
コミュニケーション能力の有無が他者からの評価に直結するわけでもないし、厳しい上下関係もない。
休みたければ週末じゃなくても休んでOK。
ブログは自分の都合を優先させることができます。
書きたい時、書ける時に書けばいいんです。
もちろん、毎日同じ時間に更新するのが理想的ですが…それができるなら、とっくに社会のド底辺から卒業していますよね。
最初からそういう能力のある人はブログに頼る必要もない。
ブログで稼ぐことは可能だが、あまりにも安易に考えているアホが多過ぎる。人生&ブログをなめんなよ。
ブログで稼ごうと思って新規参入してくるニューカマーたちは後を絶ちません…が。
様子を見ていると、大半の場合、数カ月もするとフェードアウトしていきますね。
イキってるのは最初のうちだけ。
マラソン大会なのに、ヨーイドンで全力疾走して、最初の100メートルだけ目立った後は、早々に全選手にゴボウ抜かれる感じ。
ヘタすると3記事しか書かずに終わってる奴らもチラホラ。
どれほどの覚悟があったのか知らんけど、情けない。あまりにも情けない。
本気でブログで稼ぎたかったら「長丁場」だってことは忘れちゃダメですよ。
最初だけ調子こいても、続かなければ意味が無い。
良い時ばかりじゃないんですよ。
体調が悪い時もあれば、メンタルがヤバい時もある。
忙しくて時間が無い時もあるし、ネット環境が整わなくて更新できない場合もある。
まったくネタが浮かばずに苦しむことだってあります。
どうしても書きたくない日もあるしね。
人生と同じで、追い風ばかりじゃないんですよ。
向かい風の時にどうしのぎ切るか?ってことなんです。
まぁ、簡単にブログを辞めることができる人間っつ~のは、まだまだ余裕があるんでしょう。うらやましいです。ぬるま湯に浸かっててください。現実逃避的にゲームでもやっててください。
貯金があるのか、親のすねをかじるのか、知りませんけど。
本当に切羽詰まってる状態なら、もう自分にはあとがないと自覚しているのであれば、石にしがみついてでもブログを続けるでしょうからね。
「自分が今の状況から這い上がるためにはブログを書くしかないんだ」
そこまで追い詰められた人間が覚悟を決めた時、そこではじめて「ブログの神様」が微笑んでくれるのかも知れませんね。
よほどの才能が無い限り「初めてのブログ」なんて、クソレベルですよ。ゴミ。単なる汚物。それが当たり前です。
今までの人生、ろくに努力らしい努力もしてこなかった人間が、ブログを書くことで才能が一気に開花…なんてことはないんです。
主人公が特殊能力を持っているマンガの読み過ぎ。
「『ブロブロの実』を食べたら、努力しなくてもブログを書けるようになりました。」
なんてことはないんです。
そんな都合の良い話はないんです。
今まで本も読まず、文章も書かず、毎日惰性でゲームして親のカネで課金してただけのゴミクズ野郎が書くブログなんて、当然、何の価値もありませんよ。
ゴミです。ゴミ。汚物。
どうせ、自分を受け入れてくれなかった社会に対する怨念をぶつぶつと唱えてるだけのゴミブログでしょ。
そんなもん、誰が読むかって。
大衆に支持されることは絶対にないよ。
ただね、自分と同じ境遇にいる、社会のド底辺を這いずり回っている、うじ虫連中の心には響くでしょうね。
「自分と同じ苦しみを抱えているヤツがブログを書いてる。孤独なのはオレだけじゃなかった」
そう思ってくれる読者も数人、現れるでしょう。
そういう意味ではゴミブログにも、じゅうぶん意味がある。社会に貢献している。
だから、まずはそういうブログを書いてください。
簡単に諦めんな。
そして、そういうゴミブログは収益化できないです。
自分が今取り組んでいるものは「練習」だと思ってください。
練習しないと試合で活躍は出来ませんよ。
ゴミブログをひたすら書き続けることで、文章力が向上していきます。
書くことに抵抗が無くなっていきます。
腕が上がります。
自分のスタイルが出来上がります。
「ゴミブログ」という名の、地道な練習があってはじめて、
「収益化目的のブログ」という公式戦を戦えるのです。
たくさんの人に読まれるブログと言うのは、いわば観客席にお客さんがいる公式戦です。
日頃の練習は、お客さんなんて一人もいない状態が当たり前です。
誰かに評価してもらうために、観てもらうために練習してるんじゃない。
自分自身のために練習してるんです。
試合本番で輝くために、今、苦しい練習をするんです。
「何となく始めたブログで、開始早々100万PV稼げました」
みたいなことを言ってるブログを読んで、鵜呑みにしちゃダメですよ。
それは「才能と努力」の賜物です。
勘違いしないことです。
もしも自分に文才が無いという自覚があるのならば「努力と努力」でなんとかするしかないんです。
それでも足りなければ「努力と努力と努力」で戦うしかないんです。
ブログってのは大道芸みたいなもんだ。通りすがりの人を楽しませて、投げ銭をもらうようにして対価を得ている。
前にも書いたことがあるけれど、ブログってのはある意味、大道芸と非常に似ている。
インターネットの片隅で、ジャグリングやったり、パントマイムやったりして、たまたま通りかかった人に向けて芸を披露しているようなもんだ。
大半のオーディエンスは、ブログを読み終わったあと、そのまま立ち去ってしまうが、数パーセントのお客さんは、フェイスブックでシェアしてくれたり、ツイートしてくれたり、広告から物を買ってくれたり、ブックマークを付けてくれたり、コメントを書いてくれたりする。
そうやって得た「投げ銭」を糧にして、モチベーションに変えて、ブロガーは生きている。
昨日今日はじめたばっかりの新人ブロガーが、人前で披露できるほどの質の高いパフォーマンスをできるわけがないんですよ、そもそも。
ジャグリングもぽろぽろ落とすし、パントマイムもグダグダ。
それで当たり前。
だから、お客さんのいないところで必死に練習するんです。
読まれないブログを必死に更新して、努力するんです。
「まだお客さんに見せられるレベルのパフォーマンスができない…。だからブログ書かない。書けない。」
などと言い訳してるようなヤツは、永久に舞台には立てないよ。
「ブログの収益化」どうこうの前に、まずはブログを書け、って毎回毎回言ってますけど、そういうことなんですよ。
収益なんて気にせず、クオリティなんて無視して、とにかく書け。
書いて書いて書き倒せ。
読まれようが読まれまいが関係ない。
自分のためのブログだ。
人知れず、誰もいない公園で必死に練習している駆け出しの大道芸人みたいに、ガムシャラにひたむきに、黙々と練習し続けろ。ブログを書き続けろ。
ということで、ブログは2つ用意するつもりでいた方がいいよ。最初のブログは、クオリティの低いゴミブログにしかならない。しかし、そのブログは君の、血と汗と涙が染み込んでいるブログになる。
とにかく、書け。
書いてナンボだ。
書かないヤツにはあれこれ言う権利もない。
書いたヤツの勝ちだ。
書き続けたヤツの勝ちだ。
最初のブログはクオリティなんて気にせず、アクセス数なんて気にせず、収益なんて気にせず、とにかく、ひたむきに書きまくるべし。
散々今まで、人生の困難から逃げ回ってきただろ?
安易な方の道を、楽な方の道を選んできただろ?
ここは、立ち向かう場面だよ。
人生と向き合え。
苦もなく文章を書けるようになったら、いよいよ本番だ。
収益化を目指した本番用ブログで勝負する時だ。
満員のお客さんの前でパフォーマンスを披露する大道芸人のように、大勢の人に楽しんで読んでもらえる記事を披露しよう。
スポットライトを浴びるのはそれからでも遅くはない。
まずは、読まれなくてもいいから、リハーサルだと位置づけて、低レベルなゴミブログを淡々と続けること。
大勢の人に読んでもらえる本番用ブログは、その向こう側にある。
だから、ブログは2つ用意したほうがいいよ。
練習用と本番用。
検討&健闘を祈る。